岩谷 徹・慶子 二人展記念「鈴木栄次・佐藤厚子 デュオコンサート
友人によるデユオコンサートは私たちの展覧会のために行うものです。 そして勤労感謝の日(national holiday)を選んだのはいわきの人たち、友人たちに喜んでもらいたいからです。 このミュージシャン、鈴木栄次氏は長くベルリンを中心に活躍したモダンジャズのコントラバス奏者で、佐藤厚子嬢はロンドンでハープを有名な師について学び、能笛(のうてき)は人間国宝に師事している、二人とも福島県ではあまり知られていない逸材で岩谷が二人を結びつけました。コントラバスと能笛とのセッションは珍しいとおもいます。 是非皆さんにお聴きいただきたいとご案内申し上げます。このライブは無料ですのでご友人お誘いしていらしてください。 岩谷
アートスペース.エリコーナ紹介 いわき市の大町に10年前に創設された美術専門のギャラリーである。 去年96歳で亡くなったオーナーは福島県随一のピアノと音楽の指導者で世界的に活躍している指揮者の小林研一郎を中学から芸大に入るまで指導したことでも知られている。 またこのギャラリーの最大の特色は100人入りのコンサートホールを併設してあることであろう。 全国でも珍しいのではないかと思う。このギャラリーでの展示作家のレベルは高く彫刻家の佐藤忠良とはかつて家族づきあいの仲でした。 というのは創設者の若松紀志子氏の夫は新制作の抽象作家で芸大では佐藤忠良と先輩後輩で同じ新制作の会員同士でもあった。 とにかく今は亡き若松紀志子、光一郎夫妻はいわきの文化の中心をなしていた。 今は娘とその夫の中川素直、英明夫妻が経営を続けている。 岩谷 徹はすでに2回個展をおこない今回は初めて妻慶子の油絵20点と徹のメゾチント30点を展示する。 このギャラリーは全国的にみても展示室、運営内容、作家のレベルどれをとっても上位にランクされるだろう。 昨年紀志子氏の7月14日、パリ祭を選んでした〝音楽葬″は500人が参加し小林研一郎が実行委員長で素晴らしいものだった。 出席者一同感激し大盛会でした。このようなギャラリーが原発事故で経済が困難な福島県に健在し続けているのは県民にとって誇りであり勇気を与えるだろう。
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